- 太平記の群像
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南北朝を駆け抜けた人々
角川文庫 角川ソフィア文庫 I114ー2
- 価格
- 968円(本体880円+税)
- 発行年月
- 2013年12月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784044092092
[BOOKデータベースより]
南北朝期の大規模な動乱の時代を活写した『太平記』。一連の軍記物語は創作を含めた物語として仕立てられているが、これを文学ではなく、歴史の史料として見るとどうなるか。南北朝史研究の第一人者が、『太平記』の叙述のなかに、どのように史実が描し出されているのかを読み解く。動乱期を縦横に駆け巡った後醍醐天皇や足利尊氏・直義兄弟、新田義貞、楠木正成などの多彩な人物たちの生きざまと、歴史的役割を明らかにする!
第1章 傍系たちの反逆
第2章 建武新政の人間模様
第3章 足利尊氏
第4章 南朝を支えた人々
第5章 室町幕府支配の確立
付論 『太平記』の基礎知識
南北朝期の大規模な動乱の時代を活写した『太平記』。一連の軍記物語は創作を含めた物語として仕立てられているが、これを文学ではなく、歴史の史料として見るとどうなるか。南北朝史研究の第一人者が、『太平記』の叙述のなかに、どのように史実が映し出されているのかを読み解く。動乱期を縦横に駆け巡った後醍醐天皇や足利尊氏・直義兄弟、新田義貞、楠木正成などの多彩な人物たちの生きざまと、歴史的役割を明らかにする!
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『太平記』の虚構の世界を注意深く読み解くことにより、そこに描かれた南北朝時代の多彩な人間像が浮かび上がる。他に例をみない動乱の時代を、縦横に駆け回った人々の生きざまと歴史的役割を明らかにする。