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[BOOKデータベースより]
「皇太子退位論」に至る道筋を明らかにし、宗教学的視点から、天皇と皇位継承の問題を深く見据え、現実の危機の在処と本質を明察する研究論考。
序章 世界のなかの象徴天皇(現代によみがえる「王」;レーガン元大統領の死;象徴天皇制とデモクラシー)
第1章 皇位継承の意味するもの(大嘗祭は皇位継承の基盤;重なり合う生と死―殯)
第2章 象徴天皇制を考える(天皇とは何か;象徴天皇制の二重性;アジア的専制と天皇制)
第3章 日本人の死生観と天皇(霊肉二元論と心身一元論;怨霊と祟り;靖国の先に見えるルサンチマン;祟りと鎮魂のメカニズム;「宗教宣言」をしていない神道)
第4章 危機に立つ平成天皇制(秋深まる京都で考えた「天皇家の危機」(岩井克己;山折哲雄);私はなぜ皇太子ご退位論を書いたのか(保阪正康;山折哲雄))
戦後民主主義と象徴天皇制の良き調和が危機に瀕している。宗教学者の著者が、宗教学的視点から天皇と皇位継承の問題を深く見据え、現実の危機の在処と本質を明察する研究論考。
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戦後民主主義と象徴天皇制の良き調和が危機に瀕している。宗教学者が「天皇」、宮中祭祀の継承、近代家族論などから本質に迫る。