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[BOOKデータベースより]
薬害事件の実務における過失概念と欠陥概念の連関を実務の実態を踏まえて理論面から検証。今後のわが国における実務の改善に資するとともに、製造物責任における欠陥概念、とりわけ指示・警告上の欠陥概念を理論的に再検討する。
第1編 薬害HIV訴訟の総合的検討(薬害HIV訴訟の概要;薬害HIV訴訟の法的問題点 ほか)
第2編 薬害肝炎訴訟の概要と「因果関係」(薬害肝炎訴訟の概要;薬害肝炎訴訟の因果関係)
第3編 薬害過失の帰責構造―薬害肝炎事件、薬害イレッサ事件等を素材に(薬害訴訟における製薬会社の過失に関する判例・学説の展開;薬害C型肝炎訴訟と過失理論 ほか)
補論 イレッサ最高裁判決について(イレッサ最高裁判決の概要;最高裁判決の論旨 ほか)
一連の薬害判決によって確立されたとされる薬害過失、及び因果関係の法理。その問題点を抉り出し、新たな解決視点を提示する。製造物責任における欠陥概念を、理論的に再検討する上でも有意義な書。
一連の薬害判決によって確立されたとされる薬害過失(及び因果関係の)法理。その問題点を抉り出し、新たな解決視点を提示する。