[BOOKデータベースより]
原発推進派・反対派の双方から多数のバッシングを受ける著者はある時、過激な推進派と過剰な反対派の間に共通点を見出した。それは、「すべての課題をテーブルに載せずして『稼働だ』『反対だ』と叫び、相手からの鋭いツッコミには返す言葉を持たない」ということ。本書は、原発にまつわるすべての課題をテーブルに載せることを目指し、様々な視点から客観的に、冷静にこの問題を考察する。将来的には脱原発する運命にある日本が選択すべき現実的な道とは―?資源エネルギー庁にいた著者が独自の「原発安楽死論」を展開する。
第1章 消費税増税分がみる間に吹っ飛ぶ(悪夢のシナリオ;一日一〇〇億円超の国富流出、その仕組み ほか)
第2章 原子力規制委員会のナンセンス(国家破綻前の停滞;活断層狩り ほか)
第3章 中国、韓国が小躍りする日本の原発停止(一〇年三億円で日本の原発技術者を引き抜く;なぜ中国は原発開発を急ぐのか ほか)
第4章 電力自由化の落とし穴(電力「不」自由化、そして値上げ;バラ色の改革案の実態 ほか)
第5章 原発安楽死シナリオ(原子力嫌いのDNAの裏で;敗戦とオイルショックで得た学び ほか)
「原発安楽死論」とは何か。原発にまつわるすべての課題をテーブルに載せることを目指し、様々な視点から客観的に、冷静に考察。元資源エネルギー庁、電力の裏の裏まで知り尽くした著者が語る、独自の脱原発論。
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「原発安楽死論」とは何か。元資源エネルギー庁、電力の裏の裏まで知り尽くした著者が語る、冷静かつ最速の脱原発論。 「原発安楽死論」とは何か。元資源エネルギー庁、電力の裏の裏まで知り尽くした著者が語る、冷静かつ最速の脱原発論。