- 憲法は、政府に対する命令である。 増補
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- 価格
- 1,100円(本体1,000円+税)
- 発行年月
- 2013年08月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784582767926
[BOOKデータベースより]
現日本国憲法は国民の権利ばかり書かれているので、現憲法を改正して、国民の義務や責任についても書き込むべきだという主張があるが、これは、そもそも憲法についての根本的な無知からくる妄言である。憲法とは、政府が従うべき最高規則であり、国民ではなく、国会議員や政府にこそ、日本国憲法を遵守する義務がある。
第1章 憲法が国の形や人びとの生活を決める
第2章 国民には、憲法に従う義務があるか
第3章 前文の「われら」とは、誰のことか
第4章 日本国憲法は、誰が誰に押しつけた憲法なのか
第5章 押しつけられた第九条と安保条約の意味
第6章 人権条項は誰のためにあるのか
第7章 思想・表現・言論の自由はなぜ必要か
第8章 平等のさまざまな意味
第9章 政治活動は市民の義務である
第10章 政教分離はなぜ必要なのか
第11章 憲法の原則を変えることは、もはや「改正」ではない
付論 自民党憲法改正草案は、国民に対する命令である。
マグナ・カルタ以来、憲法は、政府の権力を制限するための国民からの命令であった。しかし、自民党の憲法草案は、その根本原理を覆し、憲法を国民に対する命令とするものだ。11の側面から日本国憲法を眺める。
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