- 放射線と冷静に向き合いたいみなさんへ
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世界的権威の特別講義
Radiation.早川書房
ロバート・ピーター・ゲイル エリック・ラックス 松井信彦 朝長万左男- 価格
- 1,980円(本体1,800円+税)
- 発行年月
- 2013年08月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784152093936
[BOOKデータベースより]
昨今、核が絡むいくつかたいへん重要な問題が日本の国民とその政府に突き付けられている。たとえば、停止している原発を再稼働させるかどうか、これから数十年で原子力への依存度を段階的に減らしていくかどうか、核兵器の開発能力を保有するかどうか。どれも複雑な判断を迫られる。チェルノブイリ、東海村、フクシマ―数々の放射線関連事故の現場に駆けつけ、被ばく者救護に当たってきた医師が伝える、ポスト3・11時代を生きるための基礎知識。
第1章 リスクの評価
第2章 放射線の発見から今日まで
第3章 放射線の現実
第4章 放射線とがん
第5章 遺伝性疾患、出生時障害、照射食品
第6章 放射線と医療
第7章 爆弾
第8章 原子力発電と放射性廃棄物
第9章 まとめ
放射線は命を奪うことも、病気を治すこともできる。チェルノブイリや福島で治療に当たった世界的に著名な医師が、放射線との正しいつきあい方を中立の立場から語る。ポスト3・11、原発再稼働を考える際の必読書。
放射線とは何なのか。どこが危険なのか。原発のメリットとデメリットとは。著名な医師と定評ある作家が平易に解説する決定版。