[BOOKデータベースより]
「李徴=人間性欠如説」はいつ、なぜ広まったのか?高校教科書の最高掲載回数を誇る中島敦「山月記」が、「国民教材」の地位を獲得していくまでの秘められたドラマを解き明かしつつ、現在の国語教育が抱える問題を鮮やかにあぶり出す。付録として「学習の手引き」調査結果、主題一覧、授業実践のヒント20選を収録。
第1章 小説「山月記」の掲載
第2章 教材「山月記」の誕生
第3章 「山月記」の授業―増淵恒吉の「山月記報告」を読む
第4章 「現代国語」と「山月記」―主題・作者の意図への読解指導
第5章 国民教材「山月記」の誕生―切り捨てるものと追究し続けるもの
第6章 「山月記」の音声言語とナショナリズム
終章 問題解決の糸口
高校教科書の最高掲載回数を誇る中島敦「山月記」が、「国民教材」の地位を獲得していくまでの秘められたドラマを解き明かしつつ、現在の国語教育が抱える問題を鮮やかにあぶり出す。付録として主題一覧などを収録。
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高校生の多くが学ぶ「山月記」が国民教材の地位を獲得した過程を明らかにし、現在に通じる国語教育が抱える問題をあぶり出す。