- 湖底の城 1
-
呉越春秋
講談社文庫 み34ー20
- 価格
- 748円(本体680円+税)
- 発行年月
- 2013年07月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784062776035
[BOOKデータベースより]
三国志より600年前の春秋戦国時代、誰より魅力的な男がいた。その名は伍子胥。楚に生まれながら、大儀のために祖国をも討ち滅ぼそうとする、大きく強い意志の男。そのスケールの大きさと、その濃密なる生きざま、そして滅びの美学を描ききる「伍子胥篇」、第一弾。20歳の伍子胥が主として立つまでを鮮烈に描く。
[日販商品データベースより]春秋時代末期の揚子江流域で覇権を争う呉と越。越王勾践に覇を唱えさせた名将・范蠡(はんれい)の類稀な生涯を壮大なスケールで描く。春秋時代後期に覇権を争う、楚、呉、越。楚の人、伍子胥は堂々たる体躯で将来を嘱望される青年。伍子胥は、呉との国境近くの邑・棠を治める兄・伍尚を助けるため船に乗り、江水を往く。「人材こそ国と家の宝だ」伍子胥は、地位や身分を越えてさまざまな人と出会い、歩むべき道を探る。
春秋時代末期の揚子江流域で覇権を争う呉と越。越王勾践に覇を唱えさせた名将・范蠡(はんれい)の類稀な生涯を壮大なスケールで描く。
壮大な物語のプロローグとして描かれる、楚の伍子胥の「人脈篇」。
伍子胥は、父に向かってまっすぐに言う。「善をなすふりをして悪をなすことほど、悪いことはないとおもいます」父・伍奢は思った。「この子を教えるのは、人ではなく天だ」と。
豊かな水をたたえる長大な江水の流域で、春秋時代後期に覇権を争う、楚、呉、越。楚の人、伍子胥は堂々たる体躯で将来を嘱望される青年である。父は、王に重用され要職をつとめる。伍子胥は、呉との国境近くの邑・棠を治める兄・伍尚を助けるため船に乗り、江水を往く。強い信念をもち、父兄を尊敬する伍子胥は、地位や身分を越えてさまざまな人と出会い、歩むべき道を探していた。
「人材こそ国と家の宝だ。他国あるいは他家に取られてから、しまったと後悔しても、どうにもならぬ」
伍子胥は自らの目でみて、人材を集める術を探す。
春秋戦国時代に「目をくり抜いて城門にかけよ、呉が越に滅ぼされるのを見る」、という遺言を残したことで知られる楚の伍子胥。名将・范蠡(はんれい)の好敵手となった彼の、人脈の築き方とは――。勝負に挑む前の、人生の教訓に溢れた一冊。
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