[BOOKデータベースより]
秩序と規範はいかにもたらされ、どのようにいだかれるか。イエ、クニ、社会、「国家」など、さまざまな位相における秩序と規範のあり方、時代のなかでのその変容について検証する。
1 「国家」像の変遷
2 秩序と規範を支えるもの(ケガレの構造;神話と歴史;「妹の力」と日本型「女性性」―その歴史性と汎文化性;イエの変遷)
3 社会の流動化と再編(日本人の法意識―その歴史的背景;経済の思想;思想史と宗教史の、その裏側は―近代日本のキリスト教受容をめぐって;脱国民国家の思想からオルター国民国家の思想へ―入国民国家の思想をてがかりに)
古典を読む(『古事記』『日本書紀』;慈円『愚管抄』;荻生徂徠『辨名』)
日本社会をつくりあげている秩序と規範は、何を根拠にもたらされているのか。様々な位相における秩序と規範のあり方、時代の中でのその変容を探る。古くからの重要な諸概念を問い直し、基盤となった思想を考察する。
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