[BOOKデータベースより]
カミの言葉から人の言葉へ。声の伝達から文字による記録へ。思想はどのように記録され、何を媒介にして人びとに伝えられてきたのか。その実態と変遷をさぐる。
1 記録される思想/流通する思想
2 伝達と増殖(訓読と翻訳―原典との間をつなぐ;思想の流通―月次な学芸世界;「いにしへ」の発見―伊藤仁斎と『論語』;知識集積の場―中世への表徴として)
3 メディアの発展と流通の拡大(寺子屋から国民教育へ―知の伝達メディアの射程;ジャーナリズムの変容と文学的「知」の配置―田川大吉郎と中里介山をめぐって;大衆化する思想メディア―論壇時評、座談会、人物評論;声なき声はどう届くか)
古典を読む
思想はどのように記録され、何を媒介にして人々に伝えられてきたのか。古代から近代まで、メディアの発達という観点のもと、思想を生み出し育んだ「場」、思想を流通させてきた「器」、その両者の実態と変遷を探る。
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