- 張形と江戸女
-
- 価格
- 836円(本体760円+税)
- 発行年月
- 2013年05月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784480430564
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[BOOKデータベースより]
張形は、江戸時代の春画に多く描かれる女性自身のための性具である。そこから江戸の性の変遷がみえる。春画では、女性が一人で使用する姿だけでなく、奥女中同士で愉しむ姿も描かれている。やがて、庶民へと普及し、男女の前戯に使用される例が現れる。絵に溢れるカラッとしたユーモア。文庫化にあたり、図版、カラー口絵4頁を追加。
1 欲望の発露(錦の袋にはいった「女の性」;女の性欲と張形文化 ほか)
2 快楽の追求(奥女中の性を描いた『床の置物』;数字をめぐるおかしさ ほか)
3 開放感の伝播(性愛の先進地・上方の張形;京に遅れをとった江戸の張形 ほか)
4 好事家の世界へ(変貌する張形の用途;女性のマスターベイションを描く文化 ほか)