- ランドセルは海を越えて
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- 価格
- 2,640円(本体2,400円+税)
- 発行年月
- 2013年04月
- 判型
- A4
- ISBN
- 9784591134085
[BOOKデータベースより]
6年間大切に使ったランドセルをアフガニスタンに贈る「ランドセルは海を越えて」活動の絵本。
[日販商品データベースより]日本では、小学校に入学するときに当たり前に準備するランドセル。
6年間苦楽を共にしてきたランドセルを、長い間戦場となって疲弊した国・アフガニスタンに文具と共に贈る活動があります。
10年以上、アフガニスタンに通い、その活動も取材し続けているカメラマン・内堀タケシによる写真絵本。
日本からやってきたランドセルは、学校に行くこともままならないアフガニスタンの子どもたちにとって、宝物。
カバンとして使われることはもちろん、丈夫なので机としても使われています。
わたしたち、日本で生活する者にとっては、学校に行くことはごく普通の日常生活。
でも、世界には学校へ行くことが難しかったり、学校そのものを造ることすら困難な国もあります。
そんな状況の中で、子どもたちは何を想い、学校へ通っているのかを
日常を優しく切り取った写真と共に伝えます。
「学校」とは? 「学ぶ」とは?
そして、「幸せ」とは?
あらためて考えさせられる写真絵本。
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2013年刊行。アフガニスタンの子どもたちに、日本からランドセルを送る活動を取材した写真絵本。
ランドセルをもらった子どもたちがうれしそう。
現地では戦争があったり、家の仕事の手伝いのために学校に行けなかったり、いろいろと勉強するには大変な事情があるという。
「これで勉強ができる」と喜んでいる子どもの顔が印象的だ。
自分が子どものころ、ランドセルは嬉しい反面、学校という恐ろしい場所に閉じ込められる恐怖感もあったのを覚えている。
学校は、勉強して文字が読めるようになったり、時計の時刻がわかるようになったりすることもあるけど、同じ学校に通っている上級生にいじめられたり、同級生同士がお互いをけん制しあったり、男女で戦争をしていたり、変な先生が理不尽な暴力をふるったり…あまりいい思い出がなかった。
学校に行ける、勉強ができる、ということを、純粋に喜べるとは言えない私の子ども時代の環境は、戦争で殺されることはないし、家の手伝いを強制されることもなかったが、果たして幸せだったといえたのかどうか?
この絵本を見て、満面の笑顔で幸せを表現できる姿が、うらやましかった。
どうか勉強した子どもたちが、いじめや理不尽な暴力のない世界を作っていけますように。(渡”邉恵’里’さん 40代・東京都 )
【情報提供・絵本ナビ】