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[BOOKデータベースより]
スナップ写真、服、ランドセル、学校の宿題やプリント、卒業証書、日記、ゲームソフト、位牌…。他人には「瓦礫」にしか見えなくても、誰かの思い出と暮らしの匂いが染みこんでいる。「死者の物」「生者の物」「既に亡くなった人の物」「返す側の物」「諦めるための物」「伝えるための物」が語る、津波という体験、そして被災者の「心」の問題とは?―宮城県石巻市の「津波拾得物展示会場」から考える。
第1章 瓦礫の中の野球道具―こぼれ落ちないで、息子の記憶よ
第2章 ランドセルの行方―手探りで始まった
第3章 刻み続ける腕時計―そばにいて、守ってくれる
第4章 泥にまみれた化粧品―返す人々、自らを失う人々
第5章 さよなら、ペコちゃん―区切りをつけて、生きてゆく
第6章 瓦のかけらを拾う教師―物を捜し、人を捜す