[BOOKデータベースより]
大震災後の3月11日午後6時27分から3月16日午前0時2分まで。開示された録画記録150.5時間のうち、音声付きの49時間、60万字分を中心に徹底検証。
第1部(「南明さんがいないと原子炉に注水できない」;バッテリー調達の遅れが致命傷に;危機に対応できない企業体質;撤退をめぐる議論、活発に)
第2部(時系列表 福島第一原発で2011年3月11〜15日に発生した主な出来事とテレビ会議での発言;「『イラ管』はとにかくよく怒るんだ」;「現場はね、津波情報、すごくほしいのよね」;3号機、高圧注水系が停止、1時間後の報告;3号機の核燃料露出に1時間半余も気づかず;3号機、原子炉圧力が低下、注水開始;2号機も水位低下、冷却不能に;2号機原子炉、減圧と注水に遅延と混乱;東電は「プライバシー」を盾に全面公開を拒んだ)
報道機関のみに開示された東電テレビ会議映像を朝日新聞記者が取材。大震災後の3月11日から16日まで、開示された録画記録のうち、音声付きの49時間を中心に徹底検証。浮かびあがる、あの日の真実。