- 精神科病院を出て、町へ
-
ACTがつくる地域精神医療
岩波ブックレット no.854
- 価格
- 572円(本体520円+税)
- 発行年月
- 2012年11月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784002708546
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 統合失調症 新版
-
価格:1,650円(本体1,500円+税)
【2023年03月発売】
- 病棟に頼らない地域精神医療論
-
価格:3,960円(本体3,600円+税)
【2018年06月発売】
- 遊戯療法
-
価格:2,200円(本体2,000円+税)
【2010年02月発売】
- 認知行動療法、べてる式。
-
価格:5,500円(本体5,000円+税)
【2007年08月発売】
- 公認心理師技法ガイド
-
価格:7,150円(本体6,500円+税)
【2019年03月発売】

ユーザーレビュー (1件、平均スコア:5)
レビューを評価するにはログインが必要です。
この商品に対するあなたのレビューを投稿することができます。
-
海
-
精神科病院の歴史スゲー……
薄い本なのに包括型地域生活支援プログラムを分かりやすく書いてある本です。
私が気になったのは、精神科医療の歴史で昭和43年にWHO(世界保健機関)から派遣されたD・クラーク博士に「日本の精神医療は先進国からかけ離れてる」と改善勧告されたのに国も医療現場も無視する、という記述です。WHOでさえ歯が立たなかったんだと愕然とする。今もその精神受け継がれていないか心配になる……
[BOOKデータベースより]
日本では、重い精神障害をもつ人々は精神科病院への長期入院を余儀なくされてきた。だが、患者の地域生活を支援するための、多職種チームによる訪問医療「ACT」(包括型地域生活支援プログラム)の導入は、希望をもたらす成果を上げはじめている。「病気が主人公」から「その人が主人公」へ。ACTの登場は今、地域から精神医療の概念を変えつつある。
1 「精神科病院への入院」がもたらすもの
2 日本の精神医療がかかえる歴史的事情
3 これからの精神医療がめざしたいこと
4 白衣を捨てよ、町に出よう―ACTという実践
5 地域から精神医療の「概念」を変えよう