[BOOKデータベースより]
僕の葬式。僕の枕元に集まる人はどんな人たちだろうか。かつての友達、かつての恋人、親戚、教師、同僚たち。そのなかで僕の死を心から悲しんでくれる人は、何人いるのだろうか。僕と猫と陽気な悪魔の7日間の物語。
[日販商品データベースより]今日もし突然チョコレートが消えたなら、電話が消えたなら…。30歳郵便配達員、余命あと僅か。陽気な悪魔が僕の周りにあるものと引き換えに1日の命を与える。僕と猫と陽気な悪魔の摩訶不思議な7日間が始まった。
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ユーザーレビュー (35件、平均スコア:4)
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Katsuei
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人は死を目の前にして素直になれるのかも?
人が死ぬ確立は100%であるにも関わらず、多くの人は普段自分が死ぬ前にやりたい事をやっておこうと考えてはいないだろう。
普段は体験できないような事が、死を前にして体験できるとして、それをやったら満足して死を迎えられるのだろうか?それが幸せなのであろうか?
人が死を前にしてやっておきたいと思う事は、案外自分に身近な事なのかも知れない。
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びのびーと
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読みやすい
中身としてはそれほど深くはないが、読み始めるとどんどん進めます。
軽い感じで読みきれる本ですね。
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crossriver
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何かが消えた人生
命と引き換えにできるものなんてそう多くない。寿命と引き換えなら大抵のものは消しても惜しくないだろう。消えたことを認識できるものばかりではなく、消えたことにも気づかなず、忘れてしまうことような些細なものもあるだろう。「なくなってみて初めて本当の価値がわかる」という理屈はその通りだし、身近なものほど大切で、だからこそその価値を忘れがちになる。寿命と引き換えに無くさなくても、自分は大切なものを知ることができるだろうかと、考えさせられる作品だった。
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nana
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思ったより
時間をかけずに読めました。
アロハシャツを着た悪魔が出てきたり、主人公の独白だったり、軽いテンポで進んでいきますが、「何かを消さなければいけない」ってとても重いテーマだな、と思いました。
携帯電話しかり、時計しかり、なくなって困らないものなんて今の世の中少ないだろうなと。
最終的な主人公の判断に共感できます。
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えりりん
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深い。難しい。
消してみることで、価値が生まる。失うことで大切さがわかる。人ってなんでこのことに気付かないんだろうと思わされた。このことに気付かないから後悔が生まれる。
何かを得るためには、何かを失わなければならない。等価交換でこの話は進んでいくが、正直深く難しかった。
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やまとまと
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泣けました
元々、涙もろいのですが、この本を読んでいたら自分でも気が付かずに泣いていました。
改めて考えさせられることが多くて読みごたえがありました
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紺碧の空
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いかにも日本的。
本書は極めて”日本的”と感じた。角田光代さんの「哲学書ではないかと思えてくる」という書評を念頭において読んだからだろう。キリスト教的なフレームで語られ、生と死の二元論的葛藤を経て、行き着くのは色即是空の仏教的観念。さらに、主人公が家族の想いに気づくことにより大悟して今現在を生きる自分と世界に価値を見出すラスト。鈴木大拙『日本的霊性』を思い出した。
身近に実際に余命宣告を受け絶望を味わい、しかし仲間の熱い応援でなんとか持ち直している人がいるので、死を目前にした主人公にはあまりリアリティが感じられなかった。そういう目線で読む小説ではないと感じた。
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Sandy
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携帯電話がなくても何ら問題はおきない
虚構の世界ではありますが、携帯電話が世界中からなくなる場面がでてきます。なくなっても別に困る人はいないのです。でも猫は消せなかったところに、この小説の価値があると思いました。
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hitocchi
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大切なもの
ほとんどの大切なものは失われた後に気付く。死ぬまでにそれに気が付ければ幸せなのかもしれない。自分にとって本当に大切なものは何か?そんなことを読後改めて感じる。
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love ぽんかん
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久々に本読んで泣いたな・・・
自分が最後に本を読んで泣いたのは水野敬也の「雨の日も晴れ男」を読んだとき。
この本はまた違う涙を流させてくれた。
今まで自分が気にしていたことはそんなに気にするに値することだったのか?などと読み終わったあといろいろ考えさせられた
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blue_board
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シンプル
誰もが日常生活を送る上で大切なものが無くなっていく。命や未練と引き換えに出来るほど固執するのかを語りかけられたような本でした。
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ふじま
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映画のような作品
絶対に映像化されます。映画プロデューサーが作者ですし。
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水瀬
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世界から・・・
世界から猫が消えたなら
この本を知ったきっかけはささいなことで、しかも知人に譲っていただいたものでした。
知人曰く、「なかなか良かった。」
私も知人も猫好きです。
私は猫が絡むとすぐに泣いてしまう方なので、タイトルを見て、「これは泣くかも。」と思いました。
予感はのちに的中しました。
最初は、あれ?そんなに猫が絡んでこない!てか、いきなり悪魔って!とか思っていたのですが、終盤で号泣してしまいました。
適切な言葉が見つかりませんが、「なかなか良かった。」です。
一読の価値はあるかと思います。
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あさり
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素直に。。。
世間とか、体裁とか気にせずに生きてみようって素直に思いました。しがらみはずしたら、きっと楽に生きられる気がする。
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びっけ
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まあまあかな
今までにない物語の設定で、いろいろ考えさせられました。
文章も少なくて、すぐ読めました。が、結末はちょっと微妙。。。
唐突に終わってしまった感じがします。
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いつ
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そこまでの評価に値するか?
内容云々よりも文体が稚拙な印象を受け、どうしても好きになれなかった。
表紙の猫の可愛らしさに釣られて読んだが、文章の中の猫からはその愛くるしさがあまり感じられなかったのでとても残念。
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余多噺さん
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イヤー 久しぶりに先を急いで読んでしまった私!
知り合いのお嬢さんに猫好きな方がいらしたので プレゼントしようと購入し、
先ずはと読んでみて 私自身がハラハラドキドキ どういう結末かと夢中に
なってしまった。心温まる凄い仕掛け! この作者の他の作品を読んでみたくなった。
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Tamako
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さわやかな涙
普段はこういった「泣ける」本を読まないのですが、書店で何気なく読んで見たら止まらなくなり、購入して帰りました。ただ「泣ける」だけじゃない、読んだあとに優しさと力をもらえる作品でした。
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はにぃ
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タイトルに惹かれて読んだら…
色々と考えさせられました。
今いらないと思っている身の回りにある数々のもの。
そのどれもが実は意味を持っていて
でも無い方が実はいいものもあったりして…。
もし自分だったら?
そう置き換えて読んでみるのも面白いのではないしょうか。
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コンチャン
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シナリオの面白さはさすが!
何よりもまず、物語の設定が面白い。何かを失う代わりに、自分の一日を得る。
それは自分がもし同じ立場だったなら…と想像しやすいし、だけど結構早々に行き詰まってしまったりする命題のような気もする。
文章も堅くなくて、とても読みやすいし、出てくる死神も、死神然としていない。
逆を言えば、重過ぎない分だけ、迫っている「死」というものの緊張感が若干伝わりにくくなっているかもしれない。
エンターテインメントとしては、良作だったと思います。
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kazu
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泣
本をよんで泣いた。初めてのことだと思う。 いまの自分を自分たらしめてるものってなんだろうと、就活の名残で自己分析してみた。大切なものは残り時間を示されたり、失って初めてわかるものなのかも。 意図的に考えようとしないと、当たり前に感じてしまう。 いまの自分が大切にすべきものはなんだろう
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大ブー
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正直…
微妙でした。
タイトルに『猫』と入っているので読みましたが猫好きには物足りない…というか猫好きじゃなくても物足りない。
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まーご。
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どきどきがとまらない。
あっという間に読み終えてしまいました。
身の回りにあるものすべて、当たり前ではないことを再認識。
次は何!?と、途中からどきどきしっぱなし。
私は、ねこを飼っているので特に。
いろいろな角度から鋭いところをついて、本当に私の心に響く作品でした。
もう一回読もうと思ってます。
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ずんのすけ
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意外と・・・
こういうほんわかした感じの小説ってあんまり好きじゃなかったんだけど、この作品にはハマりました。家族のこととかを思い出して、ちょっと胸が締め付けられたな〜。
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きいねえ
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失くしたことで・・・
「こんなのいらねー」とか自分では思っていても、いざ失くなると、案外いま在るものよりも大切だったりしちゃうんですよね。
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ネコネココネコ
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心に刺さりました
会社帰りの電車で後半のハイライトを読んだもんだから、目が赤いのを隠すの大変でした。
いろいろ考えさせられました。蚊なんていなくなればいい!と常日頃思っているけど、いなくなったら悲しくなるのかな…
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小ダダ
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日常が何気なくても…
今の日常が何もなくて冴えないと思っていても、自分を大切に思っていてくれた人がいたり、自分が大事にしてた気持ちを思い出したり…普段は忘れちゃっている大切なことに気づける一冊です。
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おいねどいね
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心洗われます
大人になって社会の荒波に揉まれ、すっかり心が汚くなってしまった皆さん!
この本を読むと、心が洗われます。
その時は。
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haru
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とにかく出てくる猫が可愛い…!
猫と暮らしている人ならどなたでも感動しちゃいます!
普段なにげなくそばにいるかけがえのないものに気づかされました。改めてうちの猫を大切にしようと思いました。
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サッカー小僧
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気が付くと
夢中になって、どんどんと読み進めていました。命と引き換えに何をこの世から消すのか。映画プロデューサーである川村元気さん自身での映画化に期待です!
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kazhor
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犬好きでもささります。
常に主人公のそばにいた猫「キャベツ」の描写を読んでいると、愛犬の姿を思い出したました。
自分の命のため、その大切なものを消すことができるのか!?
胸が締め付けられる思い。。。でも最後まで、読んで納得できる作品でした。
犬好きにもおススメです!!
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ふぁんにすてるろーい
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ラジオドラマ
「NHKラジオドラマ」に惹かれて購入。
突き刺さるセリフ、言い回し。
人生は悲劇だけど遠くから見ると喜劇だ。
色々と考えさせられた1冊でした。
ラジオドラマにも期待したいと思います。
どんなものが出来上がるんだろう。
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あやたか
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あなたら何を消しますか?
著者は東宝の有名プロデューサーらしい。ということだからなのか?ついつい情景を思い浮かべながら読まされる本でした。軽い感じで淡々と進むので、最初はどうかな?と思ったけど、だんだん映画を見ているような感覚であっという間に世界に引き込まれてしまい、気づいたら読み終わっていました。
最後は泣きそうでした。あれから、何を消したらいいのか考えてしまいます。消していいものなんてないんだろうなと思いつつ。映像化に期待!オススメです!
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ほんらぶキャンペーン
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「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
【きっかけの1冊】 こちらもタイトルと表紙に惹かれて買った一冊。
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ほんらぶキャンペーン
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「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
【癒しの1冊】 生きるために、大切なものを消すなんて、できるのだろうか? 1日の終わりに、いつも読み返す1冊です。
こちらのストーリー、映画でも見ました。
もし登場人物と同じ立場になったなら、自分はどんな行動をするだろうか・・・そんなことを思いながら。
映画を見て本を読む、本を読んでから映画を見る、どちらがいいものなのでしょうか、こういう原作本のある映画は・・といつも思います(笑)。(まゆみんみんさん 40代・大阪府 女の子11歳)
【情報提供・絵本ナビ】