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- 食道がん
-
正しい知識でより良い治療を
健康ライブラリーイラスト版
- 価格
- 1,320円(本体1,200円+税)
- 発行年月
- 2012年10月
- 判型
- B5
- ISBN
- 9784062597685
[BOOKデータベースより]
周囲に転移しやすく、治療は時間との闘い。手術、抗がん剤治療、放射線療法、内視鏡治療、進行度に合わせた治療法と病の正体を徹底解説。
1 食道がんの正しい知識を身につける(食道がんのリスク―飲酒で顔が赤くなる中高年男性は要注意;食道の仕組みと働き1・首からみぞおちまでをつなぐ一本の管 ほか)
2 食道がんの正体を詳しく調べる(発見と診断、治療方針決定まで―検査で調べてがんが診断される;がんを発見する―内視鏡検査や造影検査で粘膜を調べる ほか)
3 がんの切除を決断する(開腹手術、体腔鏡下手術―食道の切除と再建、リンパ節郭清が基本;手術‐首の場合―喉頭を切除したら、気管孔をのどにつくる ほか)
4 抗がん剤や放射線でがんを根絶する(化学放射線療法―抗がん剤と放射線で同時に治療を進める;化学療法―一回数日の点滴を三週間ごとに繰り返す ほか)
5 治療の苦しさはリハビリで軽減できる(治療後の食事1・一日五〜六回食事をし、一回の量を少なめに;治療後の食事2・食べたいものを食べやすくしてとる ほか)
食道がんは、発生数は少ないが、進行が早く、周囲にも転移しやすい厄介ながん。治療は時間との闘いとなる。近年有名人の罹患が相次ぎ、たいへん注目されている。食道がんの手術は難しく、体への負担も大きい。進行して切除不能の場合もよくみられる。また治療後の食生活の変化が大きく、患者が悩むことも多い。
本書では、患者がより良い治療を選択するために、ぜひとも知っておきたい情報と、QOL(生活の質)を維持するための工夫やヒントを厳選して提供する。食道がんの名医が贈る決定版!
〔本書の主なポイント〕
●食道がんは発生率は高くないが、進行が早い厄介ながん
●飲酒で顔が赤くなる中高年男性は要注意
●食道がんの九割以上が扁平上皮がん。腺がんが増加中
●治療法の中心は手術療法。食道の切除と再建、リンパ節郭清が基本
●ごく初期なら内視鏡治療が可能。負担は少ないがリスクもある
●病期によっては、手術に匹敵する効果がある化学放射線療法
●重粒子線治療などの最新治療は十分に情報を集めてから判断する
●退院後二年間は三〜四ヵ月に一回通院検査。がんの再発を警戒する
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ユーザーレビュー (2件、平均スコア:4)
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- Kota
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医者の話を理解するためには、是非とも読んでおきたい1冊。
「健康ライブラリー イラスト版」シリーズ中の1冊。一般読者向けに易しく書かれた「食道がん」の特徴と治療法。100ページほどの薄い小冊子だが、意外と内容は濃かった。
全5章構成。食道がんの特徴、主な検査法・治療法、手術療法(食道の切除・再建)と内視鏡的治療、化学療法(抗がん剤)と放射線療法、合併症や後遺症、副作用、退院後の通院・リハビリ・食事・生活、といった内容。楽観的でもなく悲観的でもなく(なるべく感情面に影響を与えないように)坦々と正確な情報提供を行っている、という印象。最新治療・先進医療にはやや慎重な立場か。
見開き2ページで1トピック。大きなイラストとその周りに配置された補足解説文の占めるスペースが大きく、地の文は意外と短い。地の文だけをザッと読んで全体を把握してから、必要な箇所をジックリ読み直すのも良いだろう。
黒とエンジ色(?)の2色刷りで、ピンク色っぽいイラストも多く、何だか「賑やか」な紙面。イラストはアッサリしたものが多く、グロテスクに感じるような写真・画像は皆無だが、真剣に読んでいるとまぁそれなりに…、気は重くなってくる(笑)。
検索エンジンで「食道がん」と検索し、上位に並ぶWEBページを5〜6サイト分ザッと目を通すだけでも、それなりにこの病気についてのアウトラインは見えてくる。しかし、各種の治療法やそれぞれの長所短所、退院後の食事やリハビリ、といったところまではイメージしづらい。「イラスト版」と銘打たれた本書では、「そもそも食道とはどんな臓器か」といったところから、一般読者に「イメージ」をつかませることに成功しているように思う。
家族や自分が食道がんと診断された際には、医者の話を理解するためにも是非とも読んでおきたい1冊。強いて言えば、索引があれば尚良かったのに、と思う。
- Kota
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医者の話を理解するためにも是非とも読んでおきたい1冊。
「健康ライブラリー イラスト版」シリーズ中の1冊。一般読者向けに易しく書かれた「食道がん」の特徴と治療法。100ページほどの薄い小冊子だが、意外と内容は濃かった。
全5章構成。食道がんの特徴、主な検査法・治療法、手術療法(食道の切除・再建)と内視鏡的治療、化学療法(抗がん剤)と放射線療法、合併症や後遺症、副作用、退院後の通院・リハビリ・食事・生活、といった内容。楽観的でもなく悲観的でもなく(なるべく感情面に影響を与えないように)坦々と正確な情報提供を行っている、という印象。最新治療・先進医療にはやや慎重な立場か。
見開き2ページで1トピック。大きなイラストとその周りに配置された補足解説文の占めるスペースが大きく、地の文は意外と短い。地の文だけをザッと読んで全体を把握してから、必要な箇所をジックリ読み直すのも良いだろう。
黒とエンジ色(?)の2色刷りで、ピンク色っぽいイラストも多く、何だか「賑やか」な紙面。イラストはアッサリしたものが多く、グロテスクに感じるような写真・画像は皆無だが、真剣に読んでいるとまぁそれなりに…、気は重くなってくる(笑)。
検索エンジンで「食道がん」と検索し、上位に並ぶWEBページを5 ̄6サイト分ザッと目を通すだけでも、それなりにこの病気についてのアウトラインは見えてくる。しかし、各種の治療法やそれぞれの長所短所、退院後の食事やリハビリ、といったところまではイメージしづらい。「イラスト版」と銘打たれた本書では、「そもそも食道とはどんな臓器か」といったところから、一般読者に「イメージ」をつかませることに成功しているように思う。
家族や自分が食道がんと診断された際には、医者の話を理解するためにも是非とも読んでおきたい1冊。強いて言えば、索引があれば尚良かったのに、と思う。
進行が早く、転移しやすく、悪性度の高い食道がん。本書ではより良い治療を選ぶための情報を厳選。名医が教えるがんから生還する条件