- 森林飽和
-
国土の変貌を考える
NHKブックス 1193
- 価格
- 1,210円(本体1,100円+税)
- 発行年月
- 2012年07月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784140911938
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[BOOKデータベースより]
緑の木々に覆われた山を歩きながら、私たちは、そこが五十年前にはげ山であった姿を想像できるだろうか?山の地肌が消え、土砂崩れが減り、川から砂がなくなる―これら二十世紀におきた変化は、日本史上初のものだった。変化は副作用をもたらす。サルやクマの人里への出没、海岸の道路を崩壊させる“砂浜流失”、そして花粉症。各地で起きる問題の根源に山地の変化があることを見抜き、土砂の流れを分析して私たちの誤った思いこみを次々と覆す。自然環境と災害について発想の転換を迫る提言の書。
第1章 海辺の林は何を語るか―津波と飛砂
[日販商品データベースより]第2章 はげ山だらけの日本―「里山」の原風景
第3章 森はどう破壊されたか―収奪の日本史
第4章 なぜ緑が回復したのか―悲願と忘却
第5章 いま何が起きているのか―森林増加の副作用
第6章 国土管理の新パラダイム―迫られる発想の転換
自然を放置すると何が起きるのか。各地で起きる問題の根源に山地の変化があることを見抜き、土砂の流れを分析して私たちの誤った思い込みを次々と覆す。水と砂から日本列島の行く末を見通す、画期的国土論。