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[BOOKデータベースより]
1945年8月、広島・長崎は焦土と化した。戦後日本はその廃墟から、原子力への恐怖と平和への願いを抱き出発したはずであった。しかし、わずか数年後、原子力の平和利用という夢に人々は熱狂する。被爆の記憶があったにもかかわらず、いやそれゆえに…。敗戦からの15年間、原爆と原子力という二つの「核」をめぐって何が言われ、人々はそれをどのように受け止めたのか、中央メディアから無名作家たちのサークル誌までを博捜し社会全体を描き出す、1984年生まれの新鋭デビュー作。
第1部 占領と核エネルギーの輿論(占領下の「原子力の夢」;「被爆の記憶」の編成と「平和利用」の出発)
[日販商品データベースより]第2部 原水爆批判と「平和利用」言説の併走(第五福竜丸事件と「水爆」の輿論;原子力「平和利用」キャンペーンの席捲;ブラックボックス化する知)
第3部 被爆地広島の核エネルギー認識(被爆地広島を書く;ローカルメディアの核エネルギー認識)
敗戦からの15年間、原爆と原子力というふたつの「核」をめぐって何が言われ、人々はそれをどのように受け止めたのか。中央メディアから無名作家たちのサークル誌までを博捜し、社会全体を描き出す。