- 冤罪と裁判
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- 価格
- 1,100円(本体1,000円+税)
- 発行年月
- 2012年05月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784062881579
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【2020年01月発売】
[BOOKデータベースより]
日本の刑事裁判は有罪率99.9パーセント。なぜ冤罪は起きるのか?裁判員制度でどう変わったのか?冤罪弁護士が語る真実。
第1部 冤罪はこうして生まれる―冤罪の事件簿(虚偽自白;目撃者の証言;偽証;物証と科学鑑定;情況証拠)
[日販商品データベースより]第2部 裁判員制度で冤罪を減らせるか(日本の刑事裁判の特色;裁判員制度の導入で、日本の刑事裁判の特色は変わりつつあるか;判決文を通して、裁判員裁判の特色を読み解く;冤罪・誤判防止のために、裁判員制度はどう変わるべきか)
日本の刑事裁判は、じつは世の中の水準からみると、いろいろと遅れたところがある。起訴された事件の有罪率は99.9パーセントと驚くほど高いが、有罪とされた元被告人のなかに無実の人々がかなり含まれているのではないか、というのが私の心の奥底からの関心事である――〈「はじめに」より〉(講談社現代新書)
冤罪弁護士が語る真実
日本の刑事裁判は有罪率99.9パーセント。
なぜ冤罪は起きるのか? 裁判員制度でどう変わったのか?
私は、弁護士登録をしてから20年間、民事、労働、刑事などさまざまな事件を担当してきたが、なかでも冤罪事件を多く担当してきた。どちらかと言えば無名の事件が多いが、とにかく無実の被告人が誤って処罰されてはならないと、必死にひとつひとつの事件をたたかってきた。
日本の刑事裁判は、じつは世の中の水準からみると、いろいろと遅れたところがある。起訴された事件の有罪率は99.9パーセントと驚くほど高いが、有罪とされた元被告人のなかに無実の人々がかなり含まれているのではないか、というのが私の心の奥底からの関心事である――<「はじめに」より>