伊勢神宮の源流を探る

式年遷宮の謎を解く

河出書房新社
江口洌　

• 価格: 2,420円（本体2,200円＋税）
• 発行年月: 2012年05月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784309225746

内容情報

[BOOKデータベースより]

遷宮の本当の意義についてはよく分かっていない。誰一人、その２０年ごとの意義について、まだ答えていない。式年遷宮の歴史において、戦乱の時代、長い中断を余儀なくされたこともあって、その本義が忘れられてしまったのだ。さらに、神宮はいつ創祀されたのか、誰が、誰を祭り始めたのか、なぜ内宮と外宮の二宮があるのか…。多くの主要な問題に、まだ解答が出せないでいる。本書は、それらの謎に、「数」の解釈から挑む。

第１部　神宮の本当の姿（式年遷宮は一九年ごとか、２０年ごとか；式月式日にどんな意義があるのか；外宮はだれを祭っていたのか；神宮創祀年はどう決められたのか）
第２部　伊勢神宮と古代史（持統天皇はなぜ伊勢に行幸したのか；紀元はどのように決められたのか；なぜ崇神天皇は神に祟られたのか；斎宮派遣年はどう決められたのか；豊受大神はどこから来たのか；なぜ「天智紀」には神宮の記事がないのか；天武はなぜ伊勢に執着したのか；天武さま、持統より愛をこめて）

[日販商品データベースより]

「式年遷宮」は、なぜ２０年に一度なのか。神宮はいつ創祀されたのか、誰が誰を祭りはじめたのか…。それらの謎を解くヒントは「数字」に隠されている。伊勢神宮に隠された様々な秘密を解き明かす。