- 昭和短歌の精神史
-
- 価格
- 1,430円(本体1,300円+税)
- 発行年月
- 2012年03月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784044054045
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 佐佐木信綱と短歌の百年
-
価格:3,300円(本体3,000円+税)
【2023年09月発売】
- 跫音を聴く
-
価格:2,860円(本体2,600円+税)
【2021年09月発売】
- ことばの木もれ日
-
価格:1,760円(本体1,600円+税)
【2023年04月発売】
- 前川佐美雄歌集
-
価格:2,640円(本体2,400円+税)
【2023年08月発売】
- 原爆の歌 河野英子歌集
-
価格:2,750円(本体2,500円+税)
【2023年04月発売】
[BOOKデータベースより]
国民歌を作詞せざるを得なかった斎藤茂吉、愛息を失った悲しみを日本最長の長歌に込めた窪田空穂。歌人たちのありのままの生活や想いを、新聞や雑誌、個々の歌集に戻りながら再現。一首一首を丹念に読み解くことで、彼らの内面と戦争から敗戦を経て占領期へと変遷する、時代の空気や閉塞感を浮かび上がらせる。既存の短歌史には収まらない、著者渾身の新しい試み。第56回芸術選奨文部科学大臣賞(評論その他部門)ほか受賞作。
第1部(花ひらく自由律;発端―老父は門べに旗ふりてをり;歌人たちの国民歌;分水嶺(1)紀元二千六百年奉祝歌集;分水嶺(2)大日本歌人協会解散事件;分水嶺(3)『新風十人』;戦時下の青春;満州という幻想)
[日販商品データベースより]第2部(国難来る、国難は来る―歌人たちの大東亜戦争;還るうつつは想はねど―学徒たちの戦争;幾世し積まば国は栄えむ―歌人たちの敗戦;草よ繁るな―短歌の中の沖縄戦;海山の嘆き―歌人たちの八月十五日;彼等皆死せるにあらず―悲歌と慟哭;斎藤茂吉日記「八月十四日ヲ忘ル丶ナカレ」考)
第3部(歌誌の戦後史;検閲、もう一つの戦争―占領期文化1;戦犯、短歌の昭和二十一年―占領期文化2;第二芸術論―占領期文化(3);傍観という良心―戦後短歌(1)近藤芳美;生れたければ生れてみよ―戦後短歌(2)宮柊二;液化するピアノ―前衛短歌・塚本邦雄;占領が終わった日;終わりなき八月―竹山広の戦後六十年)
国民歌を作詞せざるを得なかった斎藤茂吉、愛息を失った悲しみを日本最長の長歌に込めた窪田空穂。歌人たちのありのままの生活や想いを、新聞や雑誌、個々の歌集に戻りながら再現。一首一首を丹念に読み解くことで、彼らの内面と戦争から敗戦を経て占領期へと変遷する、時代の空気や閉塞感を浮かび上がらせる。既存の短歌史には収まらない、著者渾身の新しい試み。第56回芸術選奨文部科学大臣賞(評論その他部門)ほか受賞作。