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- 何もかも憂鬱な夜に
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- 価格
- 616円(本体560円+税)
- 発行年月
- 2012年02月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784087467987
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ユーザーレビュー (3件、平均スコア:5)
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「夏の文庫100冊 2013」レビューコメント
重いテーマだけど希望があり、読んで良かったと思える小説でした。「人間と、その人間の命は別」という主人公の言葉が、今まで考えも及ばなかった考え方で、目を開かされた気がしました。そしてなんといっても、ラストの、山井の手紙が泣けました。(Every/女性/20代)
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「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
【その他】 感情の表現の仕方が凄い…。微妙なところを忠実に描けてて、シュルンっと入り込めた。こんな暗いお話ですぐまた読み返してみたいと思ったのは初めての感覚でした。これはやばい。又吉直樹さんの解説が予想以上に素晴らしかった。とてもお笑い芸人とは思えない。凄く好きな文でした。
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「感動した本・映画・音楽」レビューコメント
主人公が幼い頃に出会った『あの人』の言葉や、主人公が殺人犯に語った言葉が、胸に響いた。生きるとは何かを考えさせてくれた。(yuka/女性/20代)
[BOOKデータベースより]
施設で育った刑務官の「僕」は、夫婦を刺殺した二十歳の未決囚・山井を担当している。一週間後に迫る控訴期限が切れれば死刑が確定するが、山井はまだ語らない何かを隠している―。どこか自分に似た山井と接する中で、「僕」が抱える、自殺した友人の記憶、大切な恩師とのやりとり、自分の中の混沌が描き出される。芥川賞作家が重大犯罪と死刑制度、生と死、そして希望と真摯に向き合った長編小説。
[日販商品データベースより]芥川賞作家が描く、生と死への希望
刑務官の「僕」は、18歳の時の殺人で死刑判決を受けた山井の担当になる。自分と似た部分を持つ彼に苛立ちと「何か」を感じるが……死刑制度と真摯に向き合う意欲作。(解説/又吉直樹〈ピース〉)