[BOOKデータベースより]
労働相談の達人が指南します。パワハラの広がりに合わせ最新判例に大幅更新。
第1章 パワーハラスメントとは何か
第2章 いやがらせ
第3章 「うつ病」と安全配慮義務
第4章 協調性とノルマ
第5章 異動、昇進、出向、降格
第6章 成果主義、人事考課
第7章 人事権の濫用
第8章 セクハラとパワハラ
第9章 雇用不安
労働相談の達人が、Q&A方式で指南するパワハラの相談書。職場での差別やいじめ=パワーハラスメントに関する判例や法解釈を整理。パワハラの広がりに合わせて最新判例に大幅更新した新版。






















2005年に刊行された『パワ−ハラスメントなんでも相談』の新版が登場します。2005年当時は「パワハラ」という言葉も日本社会にそれほど浸透していませんでしたが、7年経った今は、パワハラ関係の裁判例が急増しており、掲載判例の見直しなど内容が一新されています。かつては組合差別、男女差別の事例が多かったのですが、現在は、過重労働、昇進昇格、出向、成果主義などの働き方全般や、非正規雇用や派遣などの雇用関係、さらには「アカハラ」と呼ばれる「アカデミックハラスメント」という大学・研究所内の事例まで、問題は拡大しています。