- 児玉源太郎
-
そこから旅順港は見えるか
ミネルヴァ日本評伝選
- 価格
- 3,300円(本体3,000円+税)
- 発行年月
- 2012年02月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784623062836
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ユーザーレビュー (1件、平均スコア:5)
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「近現代史<明治・大正>」レビューコメント
明治の陸軍史に燦然と輝く名将、児玉源太郎の伝記です。日本近代史、その中でもとりわけ陸軍研究における第一線の研究者でもある著者の精緻な考察と論述は、一般向けの分かりやすい通俗さとはいささか縁遠いので、司馬遼太郎的な「読みやすさ」を期待してよむと若干当てが外れるかもしれません。いわるゆ「血湧き肉躍る」たぐいの物語ではないからです。けれども、一見すると淡泊で客観性に徹したその描写は、著者が山のように存在する史料の群れと格闘することで後世の伝聞や虚構を排除し、実際に激動の時代を生きた児玉源太郎の実像を描こうとする誠実さに基づくモノであるということを了解出来れば、「血の通った一人の人間としての児玉源太郎」が紙面のおくから立ち上がってくるはずです。(えぐち/男性/40代)
[BOOKデータベースより]
児玉源太郎(一八五二〜一九〇六)陸軍大将・台湾総督。佐賀の乱、西南戦争での熊本城篭城、日露戦争における旅順要塞攻防戦…。大日本帝国の興隆とともに、数多の戦場を駆け抜けた児玉源太郎。「天才的戦術家」などの既存のイメージを超え、立憲主義的軍人としての真の姿を実証的に描き出す。
第1章 その生い立ち
[日販商品データベースより]第2章 速やかに鹿児島を突くべし
第3章 理想の陸軍を求めて
第4章 突飛新式の果断家―台湾総督・陸軍大臣
第5章 「国運を担う」者
終章 帝国の光芒
佐賀の乱、西南戦争での熊本城篭城、日露戦争における旅順要塞攻防戦…。大日本帝国の興隆とともに、数多の戦場を駆け抜けた児玉源太郎。既存のイメージを超え、立憲主義的軍人としての真の姿を実証的に描き出す。