情報化社会の表現の自由

電脳世界への憲法学の視座

日本評論社
辻雄一郎　

• 価格: 4,400円（本体4,000円＋税）
• 発行年月: 2011年09月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784535518339

内容情報

[BOOKデータベースより]

第１章　情報化社会における表現の自由を考える意味
第２章　プロバイダ責任制限法についての憲法学的考察
第３章　Ｐ２Ｐの憲法学的考察
第４章　デジタル時代のメディアモデルと憲法学の考察
第５章　情報プライバシーを考えるための米国連邦憲法修正九条の考察
第６章　ネット上の不特定多数者に対する情報発信についてのブランデンバーグテストの批判的考察
第７章　児童ポルノとわいせつ規制に関する若干の憲法学的考察
第８章　選挙活動と表現の自由に関する考察―二〇一〇年シティズンユナイテッド判決を中心に

[日販商品データベースより]

なぜ表現の自由が保障されなければならないのか。本書では、情報流通の急速な拡大を踏まえ、憲法学の表現の自由の原理・理念の今日的な意義を、アメリカの裁判例と理論に依拠して考察する。