[BOOKデータベースより]
玄武書房に勤める馬締光也。営業部では変人として持て余されていたが、人とは違う視点で言葉を捉える馬締は、辞書編集部に迎えられる。新しい辞書『大渡海』を編む仲間として。定年間近のベテラン編集者、日本語研究に人生を捧げる老学者、徐々に辞書に愛情を持ち始めるチャラ男、そして出会った運命の女性。個性的な面々の中で、馬締は辞書の世界に没頭する。言葉という絆を得て、彼らの人生が優しく編み上げられていく―。しかし、問題が山積みの辞書編集部。果たして『大渡海』は完成するのか―。
[日販商品データベースより]玄武書房に勤める馬締光也は、新しい辞書「大渡海」を編む仲間として辞書編集部に迎えられる。個性的な面々の中で、馬締は辞書の世界に没頭する…。三浦しをんの、日本語への敬意と愛に満ちた最新長編小説。〈受賞情報〉本屋大賞(2012年)
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ユーザーレビュー (24件、平均スコア:5)
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「夏の文庫100冊 2013」レビューコメント
ひとつの仕事を、成し遂げる過程に、感動(とぅいーちぃー/女性/50代)
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ほんらぶキャンペーン
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「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
【その他】 本の編集という仕事に、少し興味がわいて読み始めた。“一冊の辞書”に秘められた 編集者の思いや情熱が感じられてとてもよかった。
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ほんらぶキャンペーン
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「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
【きっかけの1冊】 あっという間に読み切りました!読んでいる最中は、本を開いていない時も話の行く末に思いを馳せてぼーっとしていました。こんなに夢中になったのは久しぶりです!単純に読書楽しいなぁ、ワクワクするなぁと思わせてもらいました。
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ほんらぶキャンペーン
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「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
【泣きの1冊】 舞台は神保町にある総合出版社である玄武書房の辞典編集部。「辞書は、言葉の海を渡る舟だ」「海を渡るにふさわしい舟を編む」。辞典編集のプロフェッショナルなこだわりの数々、製紙会社や印刷会社の協力のもとに最終的に新国語辞典「大渡海」が完成する描写は圧巻。不器用ながら、この上ない純粋な恋愛小説としても楽しめる。本を愛する人、本作りに係っているすべての人におすすめしたい作品。
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「近現代史<昭和・平成>」レビューコメント
よい(☆/女性/30代)
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「新生活に役立つ本」レビューコメント
【テーマ:新社会人】新しいことに挑戦する際に読むのもいいと思います。辞書の編集者の苦労やその裏側などがわかる本です。読みだすと、読みやすいので一気に読めます。(ろふぉふぉら/男性/50代)
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「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
【きっかけの1冊】 辞書が”調べる”だけのものでなく”読む”対象でもあると初めて知った1冊。読み終わってしまうのがもったいないのにどんどん読めました。映画も楽しみです!
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ほんらぶキャンペーン
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「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
【きっかけの1冊】 この本は私の人生のバイブルです。主人公の仕事に対する姿勢、物事の考え方…まさに私が目指している理想の姿!読むたびに「頑張ろう」と思えるんです。出版や、印刷、本に携わる仕事をしている方、そんな仕事をしたいと考えている方はもちろん、本に少しでも興味がある方、全ての人に読んでもらいたい!きっと、ますます本の魅力にはまるはずです。
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ほんらぶキャンペーン
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「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
【興奮の1冊】 この一冊に、喜びも哀しみも全て詰まっていて、一気に読んでしまったけれど、ページが少なくなるにつれて、読み終わりたくない、もっと読んでいたいと思った。とても素敵な本。
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「日本列島 本の旅」レビューコメント
なにげなく見ていた辞書を作るのに こんなに時間やそれに関わる人の苦労があるんだと あらためて多い知らされました。(ёちぃё/女性/20代)
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ほんらぶキャンペーン
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「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
家業の印刷屋をふりかえって、その印刷屋に来るまでの出版社の苦悩に感激
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ほんらぶキャンペーン
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「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
夜中に一気に読んで、清々しい感動とともに、「ああ、読み終わってしまった」と、なんとも切ない気持ちになった一冊。「辞書作り」というなかなか一般には知られていない題材と魅力的なキャラクターが魅力。愛すべき人たちがたくさん登場して、まるで仲間になったような気持ちで物語世界に引き込まれていきました。情熱をもって何かを成し遂げることの素晴らしさを実感。いい意味で重すぎず、よい作品だと思います。
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「感動した本・映画・音楽」レビューコメント
本好きならば、読んでおきたい一冊。本屋大賞を受賞してご存じの方も多いはず。辞書編纂、こんな地味に熱い物語があるなんて!これはフィクションだけれど、ノンフィクションのよう。読んでいる私も熱くなりました!(JUN/女性/40代)
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「感動した本・映画・音楽」レビューコメント
何に感動したかを書いてしまうとネタバレになってしまいますが、登場人物たちと一緒になって、ラストを迎えた達成感、そして、やりきれなさ。最初は冷めた目線で読み始めましたが、次第に登場人物たちに感情移入し、ラストはいろいろな気持ちでいっぱいになります。(こなは/女性/20代)
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「感動した本・映画・音楽」レビューコメント
国語辞典編纂の過程・苦労、そしてなんだか暖かい人間模様が描かれています。文やストーリーはわりと淡々と進んでいきます。しかし、ラストで辞書が完成した時に、それにかけた人たちの熱い思いと何十年にもわたる苦労が一気に伝わってきて、読みながら涙が止まりませんでした。(ともちゃん/女性/50代)
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「オススメの夏の文庫100冊」レビューコメント
評判も良く、先日本屋さんで少し立ち読みしたのですが面白そうでした。
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匿名希望
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これはもう、青春ストーリー。
辞書編纂、って派手なイメージがない、どっちかというと地味めな印象があると思うのですが、この本読んだらそんな考えは吹き飛びました。情熱が迸っています。
装丁も素敵です。
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はなこ
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言葉への愛情に満ち溢れた物語
ラストは思いっきり泣きました。
本が好き、日本語が好き、という方はきっとその情熱に共感できるはず。
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なつまま
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面白かったです☆
辞書に魅入られた荒木さん、スカウトされた馬締さん、編集部のおちゃらけ西岡さん、希望してないのに異動させられてくる岸辺さん…と章を追う毎に視点が移っていく小説、大好きです。辞書って面白い書物なのだぁとしみじみ。読み終えて、表紙と裏表紙をじっくり眺めたのは私だけではないでしょう。素敵な本に出会えました。
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z...
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おもしろい!
テレビで紹介されていたのをきっかけに読みました。
おもしろいです。
言葉に対して「そういう風にとらえるのか!!」という驚きと納得がありました。
ぜひたくさん人に読んでほしいです。
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ぼてぼて
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国語好き一読を
辞書作りを通じての取り上げる言葉の重み、深さを丁寧なタッチで仕上げている。 日本語の持つ感性を探し出し辞書を創り上げる過程での人間関係の描写 心温まる作品です。 読み終わったあと幸せな感じを持ちました。
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Honya Clubアンケート
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クリスマスに贈りたい本(オススメコメント)
国語辞典の制作過程の一部を知ることができて新鮮でした。一つのものを作り上げていく精神力と楽しさが羨ましいです。(haraita)
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Honya Clubアンケート
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クリスマスに贈りたい本(オススメコメント)
働いていたころを思い出しますね。あなたも私も、輝いていました!(まき)
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ぽて
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面白かった!
本当に言葉の海原って感じで面白かった!私は辞書でこんなふうに楽しむことはできないだろうけど、本作のいたるところに散りばめられている言葉の、意味や使い方や感情に「なるほど〜」と納得しつつ読了。西岡さんが途中からすごくいいヤツ感を発揮していた!某教授をやり込めたところなんてニヤ〜リvv
夜中に一気に読んで、清々しい感動とともに、「ああ、読み終わってしまった」と、なんとも切ない気持ちになった一冊。「辞書作り」というなかなか一般には知られていない題材と魅力的なキャラクターが魅力。愛すべき人たちがたくさん登場して、まるで仲間になったような気持ちで物語世界に引き込まれていきました。情熱をもって何かを成し遂げることの素晴らしさを実感。いい意味で重すぎず、よい作品だと思います。
杉森一広/編集長 オレンジページ
3 SPECIAL BOOKS掲載日:2012/10/05
【情報提供・3 SPECIAL BOOKS】