裁判員時代に死刑を考える

岩波ブックレット　ｎｏ．８０７

岩波書店
郷田マモラ　竹田昌弘　

• 価格: 616円（本体560円＋税）
• 発行年月: 2011年04月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784002708072

内容情報

[BOOKデータベースより]

裁判員裁判が始まり、死刑判決のケースが出てきている。『モリのアサガオ』などを通じて死刑とは、を問いかける漫画家郷田氏と、裁判員裁判を取材し続けているジャーナリスト竹田氏が、死刑の基準、判例、裁判員が死刑判決にかかわることについて対談する。

１　市民が死刑と向き合う（『モリのアサガオ』；『サマヨイザクラ』；死刑求刑の裁判員裁判；永山基準と光判決：刑場公開と刑務官の負担）
２　裁判員に重圧と葛藤（「お上任せ」を改革；被告の反省と償い；被害者遺族の心情；冤罪と全員一致ルール；取り調べの可視化と証拠開示）
３　一人ひとりが考え続ける（裁判員の選任；守秘義務と制度見直し；世論調査；死刑の抑止力と終身刑；「個人」と「国」）

[日販商品データベースより]

裁判員裁判で死刑判決のケースが出てきている。作品を通じて「死刑とは」を問いかける漫画家と、裁判員裁判の取材を続けるジャーナリストが、死刑の基準、判例、裁判員が死刑判決に関わることについて対談する。