[BOOKデータベースより]
食品汚染が心配。どう対処したらいいの?お母さんたちの疑問に答え、放射性物質、放射線、放射能、などの必要知識を解説。チェルノブイリ事故の防護対策を活かし、福島第一原発事故の現状を増補・解説。
福島原発事故危機の中で
第1章 はじめに―私がやってきたこと
第2章 放射能って何だろう?(原子の名前の表し方;放射能って何物か? ほか)
第3章 放射線の人体への影響(放射線障害の歴史;放射線障害の二つのタイプ ほか)
第4章 食品の放射能汚染にどう対処するか?(厚生労働省の規制基準;食品汚染の実態はどうか? ほか)
放射線の危険性や食品汚染にどう対処すべきか。お母さんたちの疑問に答えながら、放射性物質、放射線などの必要知識をわかり易く説明。チェルノブイリ事故の防護対策を活かし、福島第一原発事故の現状を増補・解説。
チェルノブイリ事故後に書かれたものの増補改訂版です。
やはり食に関する関心は高いのか図書館で予約待ちでした。
福島の事故で汚染水が海に流された頃から食に関する不安な気持ちを持ち始めました。
それからチェルノブイリ、原発事故に関するものを20冊以上読み続けました。
チェルノブイリでは汚染がヨーロッパ全土におよび食べるものに困ったそうです。
今は汚染牛の問題が全国的な問題になってしまいました。
毎日、子どもの読み聞かせをしているものの、まだ小学生の子どもを持つ親としては毎日の食のこと、給食の安全、暫定基準値の高さなど気になることばかりです。
子どもにも本当のことを知らせたいし、自分も子どもを守るために本当のことを知りたいと思って手にした一冊です。
うちでは放射能に関することは夫婦の共通理解にしたいので、夫婦で読んでいます。
この題名は「家族で語る‥」です。でも本当のことを言ったら家族で語りたくなかった。
読んでもまだ難しい部分はありますが、これを読んで勉強したいと思いました。
ベクレルからシーベルトに勘算する方法も載っているので参考になりました。
ベクレル、シーベルト、セシウムから早く解放される日が来てほしいと思います。
『食卓にあがった死の灰』(講談社現代新書)と共に、食べ物の安全について考えたい時に読むと参考になります。(はなびやさん 40代・愛知県 男の子9歳)
【情報提供・絵本ナビ】