[BOOKデータベースより]
出会いの感動といのちの不思議。「ふう」は風。「はな」は花。ふたりのなまえにこめられたすてきな意味は…。
[日販商品データベースより]子うさぎの「ふう」と「はな」は、野原をかけだした。そこで出会ったのは、きいろい、きれいな花。たんぽぽのまわりに、色々な虫が集まってくる。「ふう」と「はな」の名前にこめられたすてきな意味は…。
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野に生きる子うさぎ「ふうとはな」の驚きと発見と冒険の日々を描いたシリーズ第2作です。第1作で出会ったのは、大きな牛のおばさんでしたが、今度ふたりは、草原で美しく可憐に咲くたんぽぽの花に出会います。ここで登場するのは作者のいわむらかずおさんの美術館のフィールド「くさっぱら広場」に咲く日本のたんぽぽ。日本のたんぽぽは虫たちの助けを借りて受粉するそうです。だから花の上にはテントウムシやベニシジミ、ミツバチなど小さな仲間たちでにぎやかです。 そして、「ふうとはな」は虫たちの会話の中で2人の名前に込められた意味を知るのです。「ふう」は風、「はな」は花。その二つはたんぽぽの新しいいのちにとっても大切な役割をしているのです。「たんぽぽ ぽぽぽ」ふたりはうたいながら風と花になりきります。風、花、空・・・そしてかけだすふうとはな。何て喜びにあふれた場面なのでしょう!自分の名前を体感できるなんて。私もこんな名前の子ども達が欲しくなってしまいました(笑)。
(絵本ナビ編集長 磯崎園子)
息子とおさんぽした時に、息子がうれしそうにたんぽぽの綿毛を「ふーっ」と飛ばしていたのを思い出します。4歳くらいだったかな。あれから30年近く経ちます。あの頃この絵本はなかったけど、いわむらかずおさんの14ひきシリーズには親子で親しんでいました。
いわむらかずおさんの作品は野原にいるような気持ちになり、五感を全開して楽しめる絵本だなと思います。そして子どもたちが安心する結末。新しい命が生まれる春って本当にいいですね。
(わさんぼんさん 60代・東京都 )
【情報提供・絵本ナビ】