韓国政治と市民社会

金大中・盧武鉉の１０年
札幌学院大学選書　

北海道大学出版会
清水敏行　

• 価格: 6,600円（本体6,000円＋税）
• 発行年月: 2011年03月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784832967427

内容情報

[BOOKデータベースより]

第１章　概念的枠組み（市民社会と社会運動をめぐる議論；相互作用への理論的アプローチ；本書の概略）
第２章　市民社会の組織的分布と「市民運動」の誕生（市民社会の組織的分布；「市民運動」の誕生とその後）
第３章　市民社会と制度化（市民社会の政治的アイデンティティ；市民団体と包摂；市民運動の党派性）
第４章　金大中政権の市民社会戦略（金大中政権と第二の建国運動；金大中政権と落選運動；金大中政権の社会保障政策と市民団体）
第５章　政党と市民社会（国会議員候補者の充員と市民社会；盧武鉉大統領の政党改革；選挙と再編成）

[日販商品データベースより]

市民団体は、なぜ、どのようにして「大きな」存在になりえたのだろうか。本書では、韓国における政治と市民社会の相互作用について、金大中政権と盧武鉉政権の１０年間の政治を中心に論じる。