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- 近代日本のハンセン病問題と地域社会
-
大阪大学出版会
廣川和花
- 価格
- 4,180円(本体3,800円+税)
- 発行年月
- 2011年02月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784872593785


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[BOOKデータベースより]
「絶対隔離」の再検討から切り拓く病者の社会史。病者処遇の法制度、自由療養地、私立療養所、外来診療、ハンセン病医学…膨大な史料をもとに、病者の「生存」を描きだす。
序章 近代日本のハンセン病史をめぐって
[日販商品データベースより]第1章 ハンセン病者の処遇に関する法制度の再検討
第2章 「根本的癩予防策要項」とハンセン病者の療養形態―ハンセン病自由療養地構想と湯之沢部落をめぐって
第3章 近代日本におけるハンセン病者救療事業の特質―聖バルナバミッションを素材に
第4章 戦前・戦時期大阪におけるハンセン病者の処遇―大阪皮膚病研究所と大阪のハンセン病問題
第5章 戦前・戦中期日本のハンセン病医学のヒストリオグラフィ
第6章 補論近代日本のハンセン病の世界史的位置―アシュミードと明治初期日本の疾病環境
終章 総括と展望
"本書は,近年関心の高まっている病と社会・科学技術・環境との関係を明らかにした「病者の社会史」である.ハンセン病研究はこれまで,社会学や文学・法学など多様な分野で行われているが,その基礎となる歴史研究の蓄積は驚くほど少ない. ハンセン病にかかわる歴史的事実と地域の実態を明らかにしているこの研究は,元患者の社会復帰や療養所の将来構想など喫緊の課題に多くの示唆を提供するものである."