- 十七歳の自閉症裁判
-
寝屋川事件の遺したもの
岩波現代文庫 S204
- 価格
- 1,430円(本体1,300円+税)
- 発行年月
- 2010年07月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784006032043
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[BOOKデータベースより]
二〇〇五年二月、大阪の小学校で教師殺傷事件が起きた。犯人は対人関係にハンディキャップのある十七歳の少年。「凶悪不可解な少年事件」に少年審判や刑事司法はいかに向き合ったか。動機や責任能力をめぐり精神医学が直面した難問とは何か。真の贖罪・更生には何が必要か。綿密な取材から描く迫真のノンフィクション。
はじめに 診断名をつけて一件落着、ではない
第1章 その日、小学校で起こったこと―事件
第2章 「ずっと辛かった、不安がぬぐいきれなかった」―加害少年の一七年
第3章 家裁はなぜ検察に送致したのか―審判から刑事法廷へ
第4章 心からの謝罪とは―供述
第5章 司法と精神医学が抱えた難問―責任能力と処遇
第6章 刑罰も治療も―判決
おわりに まずは社会的な受け皿の整備こそ―「刑罰か保護処分か」という問いを超えて