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[BOOKデータベースより]
グローバリゼーションが進み、環境、格差、地域紛争などの問題群が噴出している。しかし、現状維持を志向する既存の国際政治学は、問題解決のビジョンをうまく示せていない。公正な国際秩序やグローバル・ガバナンスを構想するには、思想の力が必要である。本書では、「国際政治思想」の果たす役割を、英国学派、規範理論、ポストモダン思想などの成果を織り込みながら、明らかにしていく。
序章 思想は国際政治とどうかかわるか
[日販商品データベースより]第1章 国家理性論の系譜としての現実主義
第2章 ユートピアの現実性―カント主義の展開とヨーロッパの平和実践
第3章 国際政治の道義的主体とは―コスモポリタン‐コミュニタリアン論争の行方
第4章 介入はいかなる正義にもとづきうるか―誤用と濫用を排するために
第5章 民主主義と武力行使―冷戦終焉後の展開とイラク戦争による「転回」
第6章 グローバルな社会正義の思想
第7章 戦争史という思想―国際関係における反実仮想の効用
グローバル世界の厳しい現実は、どんな思想から生まれたのか。思想はそれを変えられるのか。「国際政治思想」の果たす役割を、英国学派、規範理論、ポストモダン思想などの成果を織り込みながら明かす。