- 神父と頭蓋骨
-
北京原人を発見した「異端者」と進化論の発展
The Jesuit and the skull.- 価格
- 2,420円(本体2,200円+税)
- 発行年月
- 2010年06月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784152091390
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[BOOKデータベースより]
一流の古生物学者、地質学者にして、敬虔なイエズス会士であったピエール・テイヤール・ド・シャルダン神父(1881‐1955)は、科学と信仰を融合させた独自の理論で知られる。そこには若き日に経験した第一次大戦の、毒ガス漂う苛烈な戦場の記憶も陰翳を添えた。しかし、その先鋭性ゆえに教会からは異端視され、テイヤールはパリから異郷中国へと「流刑」に処される。図らずもその中国で、彼は周口店における北京原人の発見に立ち会い、「ミッシング・リンク」の研究に重要な貢献を果たすことになった。戦時の混乱のさなかに消え去り、日本軍の関与も囁かれるこの原人骨は、今日なお捜索が続く。
晩餐会
[日販商品データベースより]進化のプレリュード
ダーウィンの飛躍的前進
石器と洞窟芸術
ジャワ原人
テイヤール
内モンゴルでの発見
アウストラロピテクスとスコープス裁判
流刑
北京原人の発見
テイヤール、ルシール、スワンと出会う
黄の遠征とモンゴルの王女
ルシール、スワン、北京原人を復元する
北京原人、姿を消す
ローマ
余波
化石の発見はつづく
北京原人はどうなったのか?
北京原人の発見に古生物学者として関わった、テイヤール・ド・シャルダン神父。神と科学の間で苦悩し、バチカンからは危険視された波瀾の生涯を通じ、人類学の発展を描く傑作評伝。