- 非体制順応的知識人 第3分冊
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批判理論のフランクフルト学派への発展
「批判理論」とは何か
Der nonkonformistische Intellektuelle.御茶の水書房
アレックス・デミロヴィッチ 仲正昌樹 福野明子- 価格
- 7,700円(本体7,000円+税)
- 発行年月
- 2010年06月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784275008732
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[BOOKデータベースより]
第二次大戦後に社会研究所を再建し、フランクフルト学派を形成したホルクハイマーとアドルノは、急速に西欧(アメリカ)化していく西ドイツ社会において、『啓蒙の弁証法』の「野蛮/啓蒙」図式とは異なる位相の問題に直面し、「真理政治」の戦略を組み替えることを余儀なくされた。彼らは、管理社会化していく西ドイツの状況をどのように捉え、その中でどのような理論的実践を試みたのか?戦後の彼らの主要著作とそれに対する公共圏での反応、大学でのゼミやシンポジウムの記録、哲学会の内部資料、書簡など、多様な資料を駆使しながら、フランクフルト学派第一世代の真理政治の全体像を再構成し、「批判理論」の意味を問い直す。
第1部 管理社会と客観的理性(語られることなきノンコンフォーミズム?―批判的知識人のプロフィールについて;ドイツへのまなざし)
第2部 理論的実践(遂行的自己矛盾という幸運;『ミニマ・モラリア―傷ついた生活裡の考察』;『プリズメン―文化批判と社会』;哲学の必要性;『否定弁証法』;解き明かす言葉―社会批判的に書く技法について;超え出ていく実践―革命的保守主義)