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ユーザーレビュー (2件、平均スコア:5)
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「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
「西の魔女が死んだ」を読み、粋なラストシーンに心をひかれ、この人の命についての考え方が自分と少し似ていると思い共感しました。この本は私にとって梨木氏の2作目、予想外に新しい世界を開いてくれた1冊です。作者は鳥に興味を持っていて、鳥の渡りについての様々な文献をもとに自ら飛来地などを訪れ、人と交流し、考え、作家ならではの想像力で渡りの足跡を再現してくれます。渡りも必死、人間もまた同じなのだと思いました。
- Sandy
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渡りは命がけの行為
これはユニークな本でした。以前より渡り鳥には関心がありましたが、著者は渡り鳥の軌跡について丹念に調査をし、その行程を明らかにするとともに、渡りが命がけの行為であり、途中で様々な困難から命尽きていく様子をドラマチックに想像してみせます。自然はまだわからないことだらけ。でも断片的な事実から奥にあるものを想像していくのは楽しいことだと感じました。
[BOOKデータベースより]
渡り鳥の足跡を辿り、観察し、記録することから始まった、待望の最新エッセイ。
風を測る
[日販商品データベースより]囀る
コースを違える
鳥が町の上空を通過してゆく
渡りの先の大地
案内するもの
もっと違う場所・帰りたい場所
鳥の渡りの先の大地にあるものとは。渡りは、一つ一つの個性が目の前に広がる景色と関わりながら自分の進路を切り拓いてゆく、旅の物語の集合体。その道筋を観察し、記録することから始まった最新エッセイ。〈受賞情報〉読売文学賞随筆・紀行賞(第62回)