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Katsuei




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きめ細かな資料と情報の収集にびっくり
国策に従って動く電力会社、原子力発電所だと思っていた施設が、実は政治力発電所。
原子力発電所は最もコストの低い発電方法と宣伝されているが、その裏では多額の現金が寄付金と言う名の元に原子力発電所を誘致した自治体に流れていく。
設備投資と燃料費、人件費だけが原子力発電所の経費である。
しかし、実はこれは政治力発電所であって、政治力発電所における経費がその外側に存在する。
何故政治家は原子力発電所の再稼動に拘るのか、その秘密をあなたも知ることができる一冊ではないでしょうか?























[BOOKデータベースより]
竹下登と桜内義雄が大ゲンカ、原子力発電をめぐる深い闇を告発したドキュメント。
序章 暗闇の記録を書き留める
[日販商品データベースより]第1章 原発誘致で竹下登と桜内義雄が大バトル(野望に満ちた御三家さん;竹下登と桜内義雄が誘致合戦;これが、元祖企業ぐるみ選挙だ!;原発は「おぞいもんじゃ」;「鹿島天皇」と呼ばれた人物の暗闘;「政治力へツ伝書」着工;闇から闇の原発労働者たち)
第2章 お国自慢は大物政治家と天下り(大物政治家と県庁幹部の天下り;島根から豊北へと暗躍が続く;電力会社の社員も原発に反対しています)
第3章 無闇やたらにしかける原発立地(強敵、気高郡連合婦人会;がむしゃら、手当たり次第の立地工作)
第4章 陰謀ウズ巻く、上関原発着工(「上関方式」といわれる原発立地工作!?;愛する郷土のために心は一つ;そして、人間関係の亀裂だけが残った;陰謀ウズ幕、上関現地)
終章 豊かな海といのちを売るまい
電力会社が原子力発電所を建設する時、「暗くて陰湿な部分」がつきまとう…。広島在住の著者が、広島市内に本店を持つ中国電力に焦点を当て、主に原発をめぐる暗闘を描いた注目のドキュメント。