- 聖なるもの
-
岩波文庫 33ー811ー1
Das Heilige.23.ー25.Aufl.- 価格
- 1,430円(本体1,300円+税)
- 発行年月
- 2010年02月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784003381113
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[BOOKデータベースより]
オットーはドイツのプロテスタント神学者、宗教哲学者。本書はその代表作で、宗教史の諸段階に沿って宗教の本質概念である「聖なるもの」とは何かを分析、考究してゆく。倫理や道徳といった合理的要素ではなく非合理的かつ情緒的なものこそが宗教の中核を成していると主張して、以後の宗教研究に大きな影響を与えた。
合理性と非合理性
ヌミノーゼ
被造者感情―自己感情におけるヌミノーゼ的客体感情の反映
戦慄すべき秘義
ヌミノーゼ的賛歌
「魅するもの」
巨怪なるもの
類比
ヌウメン的価値としての「神聖」、「崇高なるもの」
非合理性とは何か
ヌミノーゼの表出方法
旧約聖書におけるヌミノーゼ
新約聖書におけるヌミノーゼ
ルターにおけるヌミノーゼ
その発展
アプリオリな繁疇としての「聖なるもの」
その歴史における発現
「なまなましいもの」の要素
「聖なるもの」の出現―預覚の能力
原始キリスト教における預覚
現代のキリスト教における預覚
宗教的アプリオリと歴史