人権保障と行政救済法

成文堂
後藤光男　

• 価格: 3,520円（本体3,200円＋税）
• 発行年月: 2010年01月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784792304751

内容情報

[BOOKデータベースより]

第１章　行政手続保障（適正手続保障と行政手続；行政調査の合憲性―所得税法上の質問検査権と所持品検査）
第２章　行政機関による救済（行政争訟）（違法・不当な行政の是正・監視―行政機関・オンブズマンによる簡易迅速な救済制度―川崎市市民オンブズマンの実績例；行政不服申立て；行政審判）
第３章　行政事件訴訟（行政訴訟と民事訴訟；行政事件訴訟の類型―平成１６年の法改正を含む；司法権・「法律上の争訟」と行政事件訴訟法；客観訴訟の意義―住民訴訟・選挙無効訴訟等；司法権の範囲と限界；執行停止と内閣総理大臣の異議；取消訴訟の判決とその効力）
第４章　国家賠償（憲法と国家賠償法；国家賠償法１条に基づく不法行為責任；立法不作為と国家賠償；行政の規制不作為と国の危険防止（管理）責任―医薬品の安全行政に対する国賠訴訟；営造物責任；道路騒音公害と被害者の救済―国道４３号訴訟最高裁判所判決を中心として；水害と被害者の救済）
第５章　損失補償（損失補償の意義と正当な補償；損害賠償制度と損失補償制度の間隙と国の法的責任―予防接種禍の救済方法に関する法律構成の検討）

[日販商品データベースより]

行政救済法の重要な論点について、人権保障的視点を重視しながらより掘り下げて検討を行う。行政救済法のテキストに肉付けを与える意味をもった、学習用のテキストと併用して利用するのに最適な１冊。