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[BOOKデータベースより]
専門家による文学史は、必ずしも「あの時代の文学状況」の全体を映し出すものではない。では、この国の多くの読者が当時、本当に愉しみ、憧れ、また励まされた本とはどんな書目だったのか。毎日新聞社刊『読書世論調査』、『出版年鑑』の「全国ベスト・セラーズ」などの読書アンケートをはじめ、関連資料を博捜、精読し、「あの時代の文学状況」の全体像をあざやかに描き出す。
プロローグ 文学史とベストセラーのうそ
1 松本清張の栄光と挫折―『点と線』『砂の器』『昭和史発掘』
2 百万人が涙した『愛と死をみつめて』
3 観てから読むか/読んでから観るか―『野菊の墓』『赤と黒』『レベッカ』
4 校外学習としての映画教室と少年少女たち―『二十四の瞳』『次郎物語』『路傍の石』
5 貸本界の帝王・山手樹一郎―『桃太郎侍』『青空浪人』『夢介千両みやげ』
6 読書サークルで勉強する/遊ぶ―『女の一生』『人形の家』『愛の終りの時』
7 全集ブームにあおられて―『旅愁』『嵐ヶ丘』『風と共に去りぬ』
8 「借りて読む」から「買って読む」へ―『宮本武蔵』『徳川家康』、そして百科事典ブーム
エピローグ 敗戦からの再出発