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[BOOKデータベースより]
詩人・堀口大學。―エロスの詩人、機知の詩人と称される一方で、陰湿な文学風土のなか、エトランジェとしての無理解と嫉視と黙殺にさらされながら、孤独のうちに日本語とのきびしい闘いを貫き徹したその生涯の、敗戦に至る行程を克明に辿り、詩語の生成を軸に近代文学の実相を明らかにする、評伝文学の金字塔。
第1章 幼・少年期(母を焼く―幼年期;ふる里の越の四月は―少年期・一 ほか)
[日販商品データベースより]第2章 メキシコ、そしてヨーロッパへ(知らぬ異国もこひしかろ―旅立ちまで;ああ、かしこ、かの国ゆかば―メキシコへ ほか)
第3章 ブラジル時代(梨浦のわが日は感情多し―ブラジルへ;夕ぐれわれ水を眺むるに―リオ・デ・ジャネイロ、一九一九年 ほか)
第4章 大正から昭和へ(云ふ可くは遠き薔薇か―帰国へ。大正十二年;燕の如く痩せてあり―ルーマニア、一九二四年 ほか)
第5章 戦中、そして戦後(ドクトル・エロスがおつしやつた―戦時体制(一);非情の河また河と―戦時体制(二) ほか)
近代の文学と日本語を変えたといわれる名訳詩集「月下の一群」。その訳者で機知とエロスの詩人と称され、嫉視と黙殺の中で闘いぬいた堀口大學の初の本格的評伝。詩語の生成を軸に近代文学の実相を明らかにする。