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価格:6,380円(本体5,800円+税)
【2017年03月発売】
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【2017年03月発売】
[BOOKデータベースより]
いま環境問題が人類への急務の課題となっている。その一方で一面的なエコポリティクス(自然保護政策)のため、古くから自然と共生してきた人々が排除され、各地で論争や紛争まで引き起こしている。地球環境史はヒトと自然=地球の生態との歴史的な関わりを学際的に明らかにし、「ヒトと自然の共生とは何か」を問いなおす。
第1章 地球環境史は何を明らかにしようとしているか(気候変動と現代文明―年縞と文明史;世界の狩猟活動をめぐる人類史;ヒトの生業は生と死にどう関わってきたか―森林焼畑民のライフコースと人口史;一九世紀のコレラ・パンデミックと南アジア世界―環境史としての疫病史;絵図からみた日本の植生史)
第2章 文明はいかに生まれたか(砂漠が育んだ文明―アフロ・ユーラシアの乾燥地;海の文明―オーストロネシアン;タカラガイと文明―東ユーラシア)
第3章 ヒトは自然をいかに育ててきたか―森林や草原に刻まれた歴史(環境史からみた日本の森林―森林言説を検証する;東南アジア大陸部における山地民の移住史と環境利用;ヒマラヤにおける放牧地利用の生態史―草地・森林への牧畜の影響;ギニア南部森林地域における村落林の生態史―ドーナツ状森林の機能と成因)
第4章 自然はヒトをどう変えてきたか―動物や植物からみた歴史(熱帯雨林と文化―沈香はどこから来てどこヘ行くのか;ゴースト・ネイチャー―北米における毛皮フロンティアの展開とエコクライシス;ナマコをめぐるエコ・ポリティクス―ナマコ戦争とワシントン条約;アラビア半島のビャクシン林の利用と保全)
第5章 ヒトと自然との共生とは何か―保全思想の歴史と未来(森林と農地の境界をめぐる自然資源とコモンズ―現代の環境政策と地域住民;イギリス帝国における保全思想;環境思想の形成史;地球環境問題と環境史の将来)