
- 在庫状況:品切れのため入荷お知らせにご登録下さい
- ジャック・アタリの核という幻想
-
E´conomie de l’apocalypse.
原書房
ジャック・アタリ 後藤淳一
- 価格
- 2,640円(本体2,400円+税)
- 発行年月
- 2009年06月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784562045006


この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
-
復興?絆?
-
大沼淳一
吉原直樹
価格:1,320円(本体1,200円+税)
【2018年03月発売】
-
東京電力の変節
-
後藤秀典
価格:1,650円(本体1,500円+税)
【2023年09月発売】
ユーザーレビュー
この商品に寄せられたカスタマーレビューはまだありません。
レビューを評価するにはログインが必要です。
この商品に対するあなたのレビューを投稿することができます。

[BOOKデータベースより]
地球の歴史上はじめて、人類は自分自身を殱滅する方法を生み出した。これまで原子力は、電力源としては世界中に広く普及し、核兵器としては比較的思慮をそなえた核保有国の手のもとで注意深く封印されてきた。それによって、超大国間の平和は維持され、超大国は着実に発展を遂げることができた。しかし、ソ連が崩壊したことにより、50年間続いてきた核抑止力にもとづいた秩序に終止符が打たれた。そのため、核兵器が世界に拡散するのを防止する目的で、冷戦期につくられた国家的・国際的な核管理体制は、しだいに脆弱なものになりつつある。
第1章 光の終焉闇のはじまり(核兵器を保有しているのは5カ国か、それとも二十五カ国か;アジア以外ではほとんど中止された民生用原子力計画;使用済み燃料の管理;現存する核物質の量=不可逆的な増加)
第2章 禁止すれども誰も守らず(核物質の管理;国境を越えて行く核技術;頭脳のノマディズム―核開発専門家の頭脳流出)
第3章 熱い戦争―核兵器が実際に使用される時(恐怖の不均衡;絶望のエネルギー―追いつめられた者の最後の切り札)
第4章 闇取引と密売人(過剰な供給―ありあまる専門家・核技術・核物質;闇取引における隠れた買い手;仲買人となったマフィア)
第5章 最後の望みをかけた計画(すべての国を平等に扱うという原理と内政不干渉の原理の放棄;取り締まりの強化;核物質管理の強化;核物質の削減;余剰核物質の削減;核技術の民生転換)