判例から学ぶ警察車両による追跡活動 補訂版

東京法令出版
国賠訴訟判例研究会　

• 価格: 1,650円（本体1,500円＋税）
• 発行年月: 2009年02月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784809012044

内容情報

[BOOKデータベースより]

第１　パトカー等警察車両による追跡活動における実務のあり方（基本的な考え方；最近の全国紙からみた追跡活動の社説報道等；追跡活動中の事故増加の背景―刑法犯認知件数の増大等とも関連　ほか）
第２　判例編（警察官のパトカーによる追跡を受けて車両で逃走する者が惹起した事故により第三者が損害を被った場合において、右追跡行為が国家賠償法１条１項の適用上違法であるというための要件；白バイに追跡された交通違反車両（自動二輪車）が逃走中に第三者（自転車）と衝突、死亡させた事故につき、追跡行為に違法性はないとされた事案；パトカーに追跡された自動二輪車が対向車と衝突し自動二輪車の運転者と同乗者が死亡した事故につき、追跡行為に違法性はないとされた事案　ほか）
第３　より深い理解のために（札幌地裁昭和５１年４月２０日判決（北海道“道警”側の責任否定）；横浜地裁昭和５２年１月２５日判決（神奈川県“県警”側の責任肯定・その後控訴取下げにより確定）；富山地裁昭和５４年１０月２６日判決（富山県“県警”側の責任肯定）　ほか）