[BOOKデータベースより]
父は虎になった―。そんなこと、簡単に信じられるものではない。ぼくだってそうだった。しかし、父に会った、という人物からもらった手紙には、父がその場で詠ったという一篇の漢詩が書かれていた。その詩には、虎になった人間にしかわかりえない、悲痛な心の叫びがこめられていた。父の血をひくぼくも、いつかそうなってしまうのだろうか。それはちょっと勘弁してほしい。父がどうして虎になったのかを知りたい。それが波瀾万丈にして、不思議な旅の始まりだった…。言葉の魔術師・柳広司が放つ中島敦『山月記』に想を得た、奇想天外な変身譚。
[日販商品データベースより]“虎になった”という父が残した一篇の漢詩。そこに秘められた驚愕の「真実」とは…。ミステリー界で熱い注目を集める柳広司が、こよなく愛する「山月記」をもとに描く傑作青春ミステリー。
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山月記をもとにしたお話。
ミステリーになっていますねー。
虎になった父親?なぜどうして?その真実は?その行方は?
父親が虎になったら自分も虎になってしまうかも…と途中からですが、思うのもわかるなー。
原作の方も未読の方はどうぞ。(みちんさんさん 30代・愛知県 女の子7歳、女の子5歳、女の子1歳)
【情報提供・絵本ナビ】