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価格:1,144円(本体1,040円+税)
【2024年04月発売】
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【2024年04月発売】
[BOOKデータベースより]
バイオテクノロジー開発に人を駆り立てるものは何か。再生医療・生殖技術・脳科学など、今日の先端医療や生命科学への熱狂は、20世紀の医学史・生命科学史の数々の悪夢を思い起こさせる。哲学、宗教学、社会学、科学史、生命科学などの先鋭的な研究者が、非倫理的医学研究とその正当化の歴史、今日的意義を討究したアクチュアルな研究書。グローバルなバイオテクノロジー開発競争の下、過去から学ぶべき医学研究の倫理とは。
第1部 繰り返される暴走(非倫理的な医学研究の合理化―ヴィクトル・フォン・ヴァイッゼッカーの事例を真剣に受け止める;医学、道徳、歴史―ドイツの『エティーク』誌と人体実験の限界;人体実験とインフォームド・コンセント―現在までの道のり;学者たちの沈黙;悪の倫理学―ナチスの医学実験がもたらした課題と教訓;七三一部隊と一九八九年に発見された多数の遺骨―医学者たちの組織犯罪;バイオハザード―七三一部隊と戦後日本の国民的「忘れやすさ」の政治学;生物兵器―米国と朝鮮戦争;実験的傷害―二〇世紀中葉の米国における銃弾傷弾道学と航空医学;生命倫理へのつまづきの石―冷戦初期の人体実験政策)
[日販商品データベースより]第2部 論争の現在(医原病の倫理学のために;脳死・臓器移殖の現在―「生き残り」戦略か「無常」戦略か;「人体革命」の時代を考える―「人間の尊厳」概念と「自己決定権」に対する批判的視座;人の胚の研究に慎重でなければならない理由―人間の尊厳の異なる考え方;日本における優生学、生殖技術とフェミニズムのディレンマ;ユートピアの罠を拒否する―研究開発、合理化、ハンス・ヨナス)
医師や医学研究者の職業倫理はいかなる状況のもとにないがしろにされ、正当化されるのか。戦後も非倫理的医学研究が存続していた事実の分析を通じ、それがどう正当化されてきたかを米・独・日の比較研究から描く。