- 街道をゆく 8 新装版
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朝日文庫 し1ー64
熊野・古座街道、種子島みちほか
- 価格
- 748円(本体680円+税)
- 発行年月
- 2008年09月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784022644473
[BOOKデータベースより]
西南戦争の揺籃となった私学校は南方の習俗としての「若衆組」と同義ではなかったか、という仮説を検証すべく歩いた「熊野・古座街道」「大和丹生川(西吉野)街道」と、薩摩の士族文化の残像を求めて飛んだ「種子島みち」。いずれも大作『翔ぶが如く』の執筆と並行する旅だった。ほかに「天領」日田の豊かさや由布院の新しいまちづくりを実感する「豊後・日田街道」を収載。
熊野・古座街道(若衆組と宿;田掻き ほか)
豊後・日田街道(国東から日出へ;油屋ノ熊八 ほか)
大和丹生川(西吉野)街道(ブンズイの里;川底の商家群 ほか)
種子島みち(種子島感想;南原城のことなど ほか)
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井沢ファン
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若衆組と種子島氏
構成は、熊野・古座街道、豊後日田街道、大和丹生川街道、種子島みち、の四部構成。印象的なことは、若衆組と夜這い、種子島氏の存在と歴史。菜の花の沖で初めて知った若衆組だが、もう少し詳しく説明されていることや、妻探しと夜這いの関連性など興味深い。また、種子島という島の名前は知っていたが、その島を鎌倉時代以降統治していた種子島氏の存在はとても印象的だった。また、この島の北部には武家政権や士族、南部には穀倉地帯である農民がすみ分けていたということも興味深く読めた。