- 街道をゆく 2 新装版
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朝日文庫 し1ー58
韓のくに紀行
- 価格
- 726円(本体660円+税)
- 発行年月
- 2008年08月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784022644411
[BOOKデータベースより]
「私が韓国にゆきたいと思ったのは、十代のおわりごろからである」―宿願をはたすため、いまだ“日帝支配三十六年”の傷口の乾かぬなかをゆく。素朴な農村をたどって加羅・新羅・百済の故地を訪ね、「韓」と「倭」の原型に触れようとする旅は、海峡をはさんだ両国の民が、はるかいにしえから分かちがたく交わってきたことを確認する旅でもあった。
加羅の旅(韓国へ;釜山の倭館;倭城と倭館 ほか)
新羅の旅(首露王陵;新羅国;慶州仏国寺 ほか)
百済の旅(大邱のマッサージ師;賄賂について;洛東江のほとり ほか)
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ユーザーレビュー (1件、平均スコア:3)
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井沢ファン
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朝鮮半島と日本の関係は深い
主に日本と韓国の歴史関連を扱った内容で、主に、白村江の戦いと秀吉の唐入りが中心。そして百済と新羅との戦い。印象深かったことは、地理的な場所との関係がわかりやすかったことや日本人として韓国に帰化した人がいるということ。その人は唐入りで韓国に味方し、日本と戦った沙也可(サイエガ)、戦って功をなし、その貢献で名前をもらい金忠善(キムチュンソン)として生きた。そして、慕夏堂(モハダン)、現在は有鹿(ウロク)という村に子孫が住んでいること。著者の推測によると、対馬藩士だったのではないかということも興味深かった。しかし、著者の本としては面白さはやや落ちる。