企業活動と刑事規制

早稲田大学２１世紀ＣＯＥ叢書　

日本評論社
甲斐克則　

• 価格: 4,180円（本体3,800円＋税）
• 発行年月: 2008年05月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784535002258

内容情報

[BOOKデータベースより]

日本における企業活動と刑事規制の問題状況
第１部　総論―企業犯罪への刑事法的介入の意義（企業の刑事責任；企業犯罪と保護法益；刑法と民商法の交錯；刑事手続と行政手続の交錯）
第２部　各論―企業犯罪にまつわる刑事法上の諸問題（談合；金融犯罪―クレジットカードの不正使用と詐欺罪の成否；証券犯罪―経済犯罪としての証券犯罪とインサイダー取引の処罰；制裁の区別と手続保障；企業をめぐる情報通信技術と犯罪；欠陥製品と企業の刑事責任；営業秘密の保護と刑事法）
第３部　提言―企業犯罪を抑止するために刑事規制はどうあるべきか（コーポレート・ガバナンスと刑事規制；企業に対する刑事規制のあり方）

[日販商品データベースより]

企業社会の変容と法システムの創造について取り上げたシリーズ。本書では、国によって分かれている企業犯罪の法制度・法理論について、内外の調査を踏まえて考察。刑事法学のグローバルな地平を切り拓く意欲作。